▍本組の沿革
台北市立大学は、台湾で唯一の実体のある市立公立大学です。優れた教員による教育、目覚ましいスポーツ成績、そして先進的な都市型学術拠点としての強みを背景に、民国102年(2013年)に旧「台北市立教育大学」と「台北市立体育学院」が統合されました。第一期の教育部高等教育深耕計画の成果を基盤とし、先人の功績を継承しつつ持続的で卓越した発展を追求するため、113〜117学年度の校務発展計画において、本校は「都市発展を推進する総合大学」としての位置づけを定め、「教師養成の模範大学」、「金メダリスト育成拠点」、「都市研究シンクタンク」という三大教育方針のもと、百年にわたる教員養成の伝統を継承し、優秀なスポーツ選手育成の強みを発揮し、市政発展に寄与しながら各学部・学科の専門性を発展させています。
本校は102年8月に、人文芸術学部の下に任務編成型の華語センターを設置し、その後関連業務の拡大に伴い、113年6月に正式に「華語文・国際教育組」を設立しました。本組は本校国際事務処の二級単位として位置づけられ、関連規則を制定し、本校における華語教育の推進および国際文化交流の促進を実現しています。また、本校には学際的教育単位である「華語教育修士課程」が設置されており、質の高い華語教師の養成が可能です。したがって、本校の華語教育の特色は、上述の三大教育方針を融合し、質の高い華語教員による、大台北都市文化の特色を反映しつつ、各種スポーツプログラムも取り入れた独自の華語コースを提供できる点にあります。